Lux:
modoでどのツールが一番使い易いと思いますか?

WH:modoは非常に強固なエッジツールを持っています。これらのツールにより、大半のモデリングを直感的に処理することができます。さらにどんなエレメントにもベベル処理ができるため(頂点、エッジ、ポリゴン)、車にディティールを加えることに関してはすばらしい効力がありました。車がロボットに変形するとき、屋根の一部がプレスされた鉄のように見えて、正体を現すシーンがありますが、わたしは異なった部品にベベルを加えてディティールを付ける作業を約30分で終えることができました。とても楽しかったです。

その他の機能で便利だったのが、リアルタイムに表示する反射シェイダーです。車をモデリングするときには、メッシュの流れを見ることは非常に重要なことです。まれにレンダリング後に不完全な部分が発覚することがあり、車のような反射するサーフェイスを製作するとき、不完全な部分はレイトレースの反射を追加したときに露見します。モデリング中に反射シェイダーによりこの問題を確認できることは、驚くほど便利です。

Lux:modoは車をモデリングする以外に、なにか使用しましたか?

WH:多くの人々がスポットを見たときに気が付かないでしょうが、すべてが完全にCGで製作されています。私たちはリアルさを増すために、環境のデジタルフォトを撮って、フォトグラメトリ・テクニックを利用した背景として、ローレゾのプロキシをモデリングし、ゴミ箱や支払い所などの手前のエレメントには、ハイレゾのメッシュを製作しました。これら手前のエレメントの製作にmodoが利用されています。

Lux:modoはあなたの製作スケジュールにどのようなインパクトを与えましたか?

WH:modoを導入したことにより、車をクリーンアップする時間を半分に短縮することができました。わたしたちは今迄クライアントの締め切りを厳守するために朝の5,6時に帰っていましたが、modoの導入のおかげで深夜に作業を終えることができました。

Lux: そのほかmodoに対して驚いたことなどありますか?

WH:わたしが驚いたのは、たいへん直感的なモデリングツールであったことです。また、気付いてみると大半の作業をパースペクティブビューのみで行えた点も挙げられます。当初modoの使用にあたり、4面ビューを利用していました。ところがワークプレースとmodoのツールの動作の組み合わせにより、ただパースペクティブビューのみで、自然に操作できることがわかりました。これには主に2つの恩恵があります。まずひとつのビューポートのほうが、4面ビューより大きく表示できる点です。これによりモデルを非常に明確に確認することができるのです。また操作や、選択を実行する際パースペクティブビューがもっとも効果的に利用できます。これはパースペクティブビューでの移行を決定したほど明確な理由ではありませんが、直感的起こったものです。

<< 前のページ (2/2)