3Dグラフィックスといえば、多くの人がモンスターや宇宙船を思い浮かべるでしょう。基本的な業界の傾向として、映画、ゲーム、放送の分野で3Dが利用されることが多いのですが、昨今では、他のマーケットでも有効に活用されるケースも多くみられます。今回は事例のひとつとして、3Dグラフィックスを建築支援として、効率的にプロジェクトのプリビジュアライゼーションを行うアーティスト、ユアン ゴンザレス氏を紹介します。従来建築のプリビジュアライゼーションとして、ラフなスケッチでは細部が不鮮明であったり、手作業による精巧なミニチュアでは時間とコストがかかってしまいました。ユアン氏は、それらの不合理を否定し、3Dグラフィックスを利用して、高速に、効率的にプロトタイプ化することに感銘を受け、プリビジュアライゼーションに導入しています。Luxologyは、ユアン氏と会見し、彼がどのように3Dテクノロジーを利用して、建築業界のプロセスを進化させるかを話す機会を得ました。
Lux: あなたが建築業界において、3Dグラフィックスをどのように活用しているか、少しお聞かせ願えますか?
JJG: 3Dグラフィックスは、建築デザインの過程において、ベーシックな手法の一つとなりつつあります。デザインの段階における基本的なイメージから、一般向けの広告に利用される、リアルな最終レンダリングまで、このビジュアライゼーションマーケットにおいて、3Dの需要は拡大しています。これらはとてもテクニカルなマーケットで、おおくの人々がCAD等に従事していますが、ビジュアライゼーションとしての結果は決して満足いくものではありません。なぜなら、私は常にアーティスティックな観点に立っているからです。modoはそれらの不満を払拭する一つの答えです。modoは自然なアーティスティックなポリゴンモデリングと精密な実寸ツールとの美しい融合を果たしています。
Lux:modoはどれくらいの期間利用していますか?
JJG: わたしはmodoがリリースされた日から持っています。かなり以前より、modoは私の作業における3Dパイプラインの次のステップになり得ると考えていました。わたしはこのような、アーティストに対して親切なワークフローを持つモデラーを探していて、modoがその答えでした。
Lux: modoを実際の制作に利用するのに、どれぐらいの習得期間を要しましたか?
JJG: 私はmodoを始めの日から制作に利用していました。簡単に(操作方法を)学べることができ、またとても安定性がありました。デフォルトのメニューでも、ビューとホットキーは最初から簡単に利用できました。もちろんmodoの優れたインターフェイスでモノを簡単に制作でき、また再編集も簡単に行えました。modoはいままで見た中でも、シンプルでベストなインターフェイスを持っています。作りたいものはなんでも作れます。
Lux: ほかに精通しているソフトはありますか?
JJG: わたしはSoftimage XSI と Lightwave 3D、2DにはPhotoshopを利用しています。
Lux: modoはあなたの制作パイプラインにおいて、どれほどの利用頻度となっていますか?
JJG: modoはなんの問題もなく私のパイプラインで利用することができました。わたしはネイティブLWO形式でmodoから出力しLightWaveで利用したり、OBJ形式でmodoのモデルを出力して、XSIに読み込ませています。XSIへとOBJモデルを入力することにまったく問題はありません。それはXSIが、それぞれのレイヤーやマテリアルにクラスタを作成してくれるので、XSI上でmodoのモデルはとても簡単に扱うことができるからです。
Lux: modoを(他のツールと)調和させるのに、どれだけの作業を行いましたか?
JJG: わたしは多くのmodoの機能を気に入っています。ツールハンドル、カスタムマクロ、作業平面、レイヤーでのオブジェクト管理、アクションセンター、選択モードなどです。これらのツールの組み合わせにより、建築、またはテクニカルなモデラーに新たなアプローチを与えることができます。これはとても楽しく、便利な環境で、創作的なプロセスで作業を進めることができます。modoでは簡単により実物に近いモデルを制作できます。モデルを簡単に変更するためのワークフローは必須で、迅速なプロジェクト規制の中で活用されています。
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